2011年7月11日月曜日

鎌倉33観音札所巡り(瑞泉寺)




鎌倉第6番札所瑞泉寺は、鶴岡八幡宮から金沢街道を徒歩7~8分、「岐れ道」交差点を左折、直進すること5分内外で鎌倉宮の大鳥居にぶつかる。この鎌倉宮の境内を左にみて
徒歩5分内外。住宅地が途切れるあたりに山門が現れる。

ここまで来ると夏の強い日差しや喧騒さはなく、まさに静寂そのもの。頭の上ではウグイスがすばらしい声でさえずっている。

山門から右左の木々を見ながら石段を歩くこと数百メートル、境内へ上がっていく男坂と女坂がある。男坂(30段内外)に挑戦。小さな土塀に囲まれた門を入るとそこは、野趣溢れる庭園が広がっている。

紅梅・黄梅の老木を中心にスイセン・各種アジサイのほか低木の木々、草花がたくさん見られる。別名「花の寺」とも呼ばれる寺。納得・・・。

紅葉ヶ丘を囲む三方の山に抱かれた本堂脇「名勝瑞泉寺庭園」がある。岩盤を彫刻的な手法によって作庭したことから「岩庭」とも呼ばれており鎌倉に残る鎌倉時代唯一の庭園である。

当寺は嘉暦2年(1327年)、夢窓国師が創建。本尊は千手観音像。翌年、本堂脇に庭園「一覧亭」を造営。臨済宗円覚寺派。

鎌倉公方足利家4代の菩提所で、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の首位に列せられ、塔頭の数十余が知られている。江戸時代には徳川家から庇護を受け、多くの高徳が住職をされました。

【参考資料】
 ◆ 「御朱印でめぐる鎌倉の古寺」(著者:「地球の歩き方」編集室、発行所:ダイヤ
    モンド・ビッグ社)
 ◆ 「鎌倉謎とき散歩」(著者:湯本和夫、発行所:廣済堂出版)

徒然人(つれづれびと):樋上祐造
  神奈川県横浜市港南区日野9-1-17-208 
  携帯電話:090-8841-9368
  メールアドレス:phm89371@gmail.com

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