JR横須賀線北鎌倉駅北側の改札口を出て線路沿いに鎌倉よりに少し歩くと左手に円覚寺の総門が見える。この総門をくぐり、まっすぐ進むと山門。その奥には仏殿と続き壮大な唐門が現れる。左手に妙香池(国名勝)を見て直進、やがて左側に佛日庵の山門が見られる。
山門脇の小さな入口が案内所。
改めて拝観料100円を払って入ると赤い毛氈敷の茶席(庵内の茶室「烟足軒」は川端康成の小説「千羽鶴」、大佛次郎の「帰郷」の舞台になったことでよく知られている)が眼に入る。
改めて拝観料100円を払って入ると赤い毛氈敷の茶席(庵内の茶室「烟足軒」は川端康成の小説「千羽鶴」、大佛次郎の「帰郷」の舞台になったことでよく知られている)が眼に入る。
その先に廟所(右の写真)があり北条時宗を中心に向かって左に北条貞時、同高時の木像。
向かって右側に本尊の十一面観音坐像が祀られており間近に拝観できる。(写真撮影禁止が残念)
なお、廟所左は本堂。ここには南北朝時代の地蔵菩薩坐像と中興の祖、鶴隠周音木像が安置されている由。小さな覗き窓から見るもはっきりとはわからない。
お参りのあと、入り口脇の案内書で御朱印を頂く。これでめでたく結願。
お参りのあと、入り口脇の案内書で御朱印を頂く。これでめでたく結願。
円覚寺境内は広々としておりイチョウ・カエデの紅葉が素晴らしい景色を見せている。
また、春には樹々の緑が映えて心を安らかにしてくれる古刹である。
当庵は弘安7年(1284年)4月34歳で亡くなった円覚寺開基北条時宗の廟所として建てられた。
その後、北条時宗の夫人覚由尼や北条貞時、北条高時らが合祀されたことから北条家の菩提所となった。北条氏衰退後の天文年間以後に玉泉軒から入った鶴隠周音が中興し同寺の塔頭になったとのこと。
【参考資料】
◆ 「御朱印でめぐる鎌倉の古寺」(著者:「地球の歩き方」編集室、発行所:ダイヤモンド・ビッグ
社)
◆ 「鎌倉謎とき散歩」(著者:湯本和夫、発行所:廣済堂出版)
◆ 「鎌倉史跡散策」(著者:神谷道倫著、発行所:かまくら春秋社発行)
◆ 寺伝
・・・・・・・・・・・・・・・・・完・・・・・・・・・・・・・
リンク先:「セカンドライフ男の集い(港南)」
◆ 「御朱印でめぐる鎌倉の古寺」(著者:「地球の歩き方」編集室、発行所:ダイヤモンド・ビッグ
社)
◆ 「鎌倉謎とき散歩」(著者:湯本和夫、発行所:廣済堂出版)
◆ 「鎌倉史跡散策」(著者:神谷道倫著、発行所:かまくら春秋社発行)
◆ 寺伝
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